浅草雷門の周辺で大みそかの深夜から元日早朝と三が日の日中、交通規制が行われる。
多くの参拝客や観光客が訪れる浅草寺。台東区の統計では三が日で290万人を超える初詣参拝客があるといい、山門となる雷門から仲見世、参道に向けて毎年混雑するため、浅草警察署は浅草寺や雷門周辺道路で一時的に交通規制を行う。
規制は「馬道通り」の馬道~吾妻橋西詰と、「雷門通り」の吾妻橋西詰~雷門一丁目、「並木通り」の駒形橋西詰~雷門の各交差点の3区間。元日から1月3日の3日間、11時ごろから17時ころまで車両通行止めとなる。規制時間は状況により変更する場合がある。
12月31日23時ごろから元日3時ごろまでは雷門通りと並木通りで交通規制を行う。並木通りに出入り口がある雷門地下駐車場は終夜営業を行うが、規制時間中の出入庫はできない。元日から3日間の規制時間帯の入庫は、浅草通りからの左折のみに制限される。
規制区間を通る台東区循環バス「めぐりん」や路線バスは、迂回(うかい)ルートや臨時バス停を設置して対応する。規制による混雑で大幅な遅延が見込まれるため、各交通機関では時間に余裕を持った移動を呼び掛けている。