台東区は太平洋戦争を体験した人の話を聞き、記録集を作るプロジェクトに参加するボランティアを募集している。
来年、2015年に多くの犠牲者を出した1945(昭和20)年の東京大空襲から70年、台東区平和都市宣言から20年を迎えるに当たり、区ではあらためて平和の素晴らしさ、戦争の悲惨さと命の尊さを後世に伝えるため「戦争体験記録集」を発行する。
同プロジェクトの流れは以下の通り。8月6日・13日は、戦前の時代に人々はどのようなことを考え生活していたか、戦時下の生活や風習、台東区がどのような状況だったかをワークショップで学ぶ。9月10日・17日・24日は、インタビューの基礎や手法を学ぶセミナーを開催。9月下旬はインタビュー事前準備会を開き、10月~11月上旬にインタビューを実施。11月~12月ごろ、インタビューを基に記事をまとめる。編集や校正、印刷を経て2015年11月に発行予定。
対象は、台東区内在住で18~24歳程度の戦中や戦後の出来事に興味がある人や、インタビューや冊子の編集に興味がある人、リポート力や会話力などのスキルをあげたい人。応募はメールかファクスで受け付ける。8月1日まで。