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浅草でアートマネジメント講座の卒業展-芸術活動と社会の共存学んだ13人

近江一博さんの作品

近江一博さんの作品

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 浅草の雷門近くにある「ギャラリー丸美京屋」(台東区雷門2、TEL 03-3841-9711)で2月28日、アート展「GUAMS8展」が開催される。

 同展は、プロのアーティストを目指す人のためのアートマネジメント講座「GUAMS(ギャラリー上原アートマネジメントスタジオ)」のカリキュラムを終えた、8期生13人による卒業展。初日にはオープニングパーティーが開催され、ドリンクとつまみが提供される。3月7日には在廊アーティストによる浅草にちなみ「雷」をテーマにした、うちわに即興で絵を描くイベントも。「芸術活動で社会と共存していくという活動の一環として即興イベントを企画した」と、同展運営事務局の近江一博さん。

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 欧米では1960年代から各美術大学にアートマネジメントのカリキュラムが導入されているが、日本では半世紀たった今でも導入されておらず、「GUEMS」が国内唯一。同講座は「作品収入で経済的に自立できるアーティストを目指し、学ぶ場所」で、受講者のうち年間100人が美術市場のハイエンドといえる百貨店で展示の機会を得ている。

 近江さんは「美大を出てもプロのアーティストとして自立できる人はほぼいないのが日本の現状。GUAMSでは社会との関わりを学んだ卒業生は、狭く屈折した日本の美術業界から脱却し、さまざまな業種と共にあろうと活動をしている」と話す。「講義に参加したことで、初めて本気でプロの絵描きになる目標と向き合えた。多くの人に私たちの本気を見てほしい」とも。

 参加アーティストは近江さん、みほこさん、國枝愛子さん、小林ゆかりさん、小屋畑美春さん、須藤晃弘さん、旦(あさ)さん、長嶋泰子さんなど。

 開催時間は10時~18時。入場無料。

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