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浅草に芸者遊びもできる割烹 訪れるたびに驚きある会席料理提供

ウニやカラスミを使った「草津亭」の八寸盛り

ウニやカラスミを使った「草津亭」の八寸盛り

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 国際通りの西浅草三丁目交差点近くにある割烹(かっぽう)「草津亭」(台東区浅草3、TEL 03-3841-8236)が10月7日、新装開店した。

「草津亭」6代目当主の藤谷政弘さん

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 創業143年の料亭「草津亭」の流れをくむ同店。1872(明治5)年に「草津温泉の湯の花を持ち帰り、店を開け」という夢のお告げにより、初代が草津温泉の湯の花を持ち帰って温泉割烹を創業したのが始まり。1885(明治18)年には浅草に「浅草田甫(たんぼ)草津亭」としてオープン。店舗老朽化のために今年5月に閉店したが、浅草3丁目に移転しオープンした。

 新店舗では江戸饗応(きょうおう)料理の伝統を受け継ぎながらも、変化が楽しめる「遊び心」を加味した特別メニューを提供。お座敷では浅草の芸者衆とのひとときも楽しめるなど「現代の江戸」をイメージしたという。カウンターのほか和室2部屋を用意し、席数は計20席。

 6代目当主の藤谷政弘さんは「140年の歴史をくみながらも、来るたびに驚きがあるインパクトを出したい」と意気込む。

 主なランチメニューは、「江戸遊び」(5,400円、要予約)、「江戸小鍋膳」(4,104円)、夜メニューは「田甫」(8,100円)、「猿若(さるわか)」(1万800円)、「象潟(きさかた)」(1万6,200円~、要予約)など。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時~22時(日曜は昼のみ)。

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