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浅草「木馬亭」で軽演劇 日替わりで歌のゲストをブッキング

プロデューサーの川邊保弘さん(左)と劇団座長の大上こうじさん(右)

プロデューサーの川邊保弘さん(左)と劇団座長の大上こうじさん(右)

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 奥山おまいりまち商店街にある「木馬亭」(台東区浅草2)で現在、劇団「お笑い浅草21世紀」公演「喜劇・だましてブライダル」が行われている。

歓声に包まれた平尾勇気さんのステージ

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 浪曲や軽演劇などの寄席として1970(昭和45)年から続く同施設。定席で浪曲の会を開いていた上野の本牧亭が2011年に閉館したことで、若手の出番を提供する貴重な役割を果たしている。毎月1日~7日に浪曲定席公演を行っている。

 今年20周年を迎え、2016年度には「文化庁芸術祭大賞」を受賞した同劇団。浪曲定席後の日曜日から8日間、毎月公演している。ストーリーより娯楽性を重心に置き、お笑いやコント要素を取り込んだ軽演劇を披露している。

 毎回の公演ごとに「歌のゲスト」を1人迎えているが、同公演では特別に6組の登場を予定。日替わりで歌謡ショーを披露する。

 同公演の初日を迎えた8日は、昨年亡くなった平尾昌晃さんの三男で、歌手の平尾勇気さんがステージに上がり、場内は多くの歓声に包まれた。期間中は丸山圭子さん、沢田正人さん、シャリオ、ケンイチ大倉さんと、J-Bloodとして大倉弘也さんを迎える。

 ゲストをコーディネートした、音楽評論家でプロデューサーの川邊保弘さんは「笑いに包まれる浅草の喜劇と、普段とは違う日替わりの歌謡ステージを楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。

 公演時間は13時~(14日・15日は13時~・16時~)。入場料は2,500円(前売り=2,000円)。7月15日まで。

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