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浅草にハードロックカフェオープン エレキギターで鏡開き、浅草らしい商品も

新店舗オープンの恒例セレモニー「ギタースマッシュ」をアレンジした鏡開き

新店舗オープンの恒例セレモニー「ギタースマッシュ」をアレンジした鏡開き

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 マーチャンダイズショップ「ハードロックカフェ東京 浅草 ロックショップ」(台東区浅草1)が3月20日、浅草オレンジ通りにオープンした。

「特別仕様」で装飾した店内

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 オリジナルグッズのみを取り扱う同店。レストランを併設しない国内店舗は成田空港店に続き2店舗目となる。オープン前にはエレキギターで鏡開きをする「ギタースマッシュ」のセレモニーを行ったほか、派手な服装で楽器を演奏しながら街を練り歩く「チンドン屋」が登場し、にぎわいを見せた。

 オープン時に限定販売するピンバッジ(1,944円)やTシャツ(4,104円)などを求め、100人を超えるファンが早朝から列を作った。朝7時から先頭に並んだという50代の男性客は「日本に第1号店ができた30年以上前からコレクションしている。限定品を買いに島根から来た」とほほ笑む。親子二代のコレクターやマレーシアから駆け付けた客の姿もあった。

 浅草をモチーフにしたデザインTシャツ(3,240円~)のほか、伝統工芸品の江戸切子(4万1,040円~)や手拭い(2,592円)、波佐見焼の豆皿(2,160円)といった同店オリジナルの商品もそろえる。招き猫発祥の地とされる今戸神社が近隣にあることから、スタッフのアイデアから誕生した招き猫を用いたデザインの商品もあるという。

 通常はハードロックカフェの世界標準に合わせる内装も、同店は特別に「日本風」の仕様にしたという。長屋を連想させる2階建ての店内には、ギターのイラストを手描きした高張ちょうちんや組子欄間、買い物の合間に客が休憩できる畳椅子を配置した。

 セールス&マーケティングマネジャーの石井修さんは「『ハードロックカフェ』ファンはもちろんのこと、東アジアをはじめ国際力豊かな観光客や地元の皆さんに有益となるよう浅草の歴史を勉強しながらアイテムを増やしていきたい」と先を見据える。

 営業時間は11時~20時。

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