東武スカイツリーライン浅草駅正面口前に7月22日、「浅草東武ホテル」(台東区浅草1)が開業する。運営は東武ホテルマネジメント(墨田区)。
地上14階、地下1階で、客室数は253。ダブルルームを42、ツイン・トリプルは189、フォースルームを22室備える。フロントは1階で、レストランを3階に設け、4階~14階が客室となる。ロビーには自動チェックイン機を設置する。
4人が宿泊できる客室を多く設定しているのが特徴で、一部客室を除き浴室・洗面・トイレを分離したほか、バリアフリー対応の客室を設けるなど、国内外から訪れるさまざまな客層に対応するという。枕元には照明や空調などを制御可能なタブレット端末を設置する。
館内は東京スカイツリーや日光の紅葉など、東武鉄道沿線の風景をモチーフにしたアートや、車窓を思わせるデザインを各所に取り入れるという。
東武鉄道は浅草から東京スカイツリータウンを一体化し、「東京一」の観光地を目指している。今春には浅草駅~とうきょうスカイツリー駅間の隅田川橋梁に、歩道橋「すみだリバーウォーク」を新設し、墨田区側の高架下には複合商業施設「東京ミズマチ」を開業する予定で開発が進んでいる。
同ホテルが開業することで同エリアの観光拠点が新たに加わることから、運営担当者は「旅の始まりにふさわしい空間を提供したい」としている。
宿泊予約は2月10日10時から公式サイトで受け付ける。