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蔵前のネパール・インド料理店-ローマ字つづりの英語メニューにツッコミ

オーナーのバンダリ・プルナさん(右)と弟のラジンさん

オーナーのバンダリ・プルナさん(右)と弟のラジンさん

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 都営浅草線蔵前駅近くのネパール・インドレストラン「NIJI(にじ)」(台東区浅草橋3、TEL 03-5823-4216)がオープンして1年がたった。

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 8年前、学生だったオーナーのバンダリ・ブルナさんは留学のため来日。ネパールと文化が似ていることや安全であることが気に入り、そのまま日本にとどまり店を構えた。店名の「NIJI」はネパール語で「プライベート」を意味し、日本語「虹」にも掛けているという。

 インド料理店の場合、宗教上の理由でポークカレーを提供しない店が多いが、ネパール人が経営している同店では提供しており珍しがられるという。ランチはカレーのみで、ディナータイムにはネパール料理も提供する。テークアウトにも対応。座席はゆったりと間隔を取り、テーブルをつなげれば10人ほどのグループにも対応できる。

 スタッフに日本人はいないが、日本語が堪能なホールスタッフが常駐。女性が1人で来店することも多い。メニューは英語表記もあり、外国人客にも対応しているが、ドリンクメニューのサワー類が「りんごサワー Ringo Sour」と一部ローマ字表記となっているなど、ツッコミどころも。

 「オープンしたばかりのころは客も少なく不安だったが、徐々に近所の会社からランチに来る人などが増え、今では常連客に」とバンダリさん。台東区にはネパール人が多いため、助け合って家族のような付き合いをしているという。ネパールの祭りの日には貸し切りイベントも行っている。

 主なメニューは、ランチがカレー(700円~)、チーズナンセット(950円)、レディスセット(990円)、バーベキューセット(1,150円)、お子さまセット(580円)。ディナータイムは、チキンスープ(350円)、にじサラダ(590円)、モモ6P(500円)、チキンティッカ(2P=340円、4P=660円)、チキンビリヤニ(850円)、マトンチャウミン(500円)、ナン各種(280円~)など。

 ドリンクは、キングフィッシャー、ネパールアイスビール、ムスタンビール(以上500円)、サワー各種(280円)、インドマクダウェルラム、ネパールククリラム(シングル=390円、ダブル=590円)、インドワイン(グラス=390円、ボトル=1900円)など。

 今後についてバンダリさんは「今は日本人好みのネパール料理のみ提供しているが、本場ネパールの料理を提供していきたい。鳥越祭りにも参加したい」と意気込む。
 営業時間は11時~15時、17時~23時。

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