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浅草公会堂で「だだっこ寄席」 30回目の節目、アマ落語家が50人を魅了

ギターを弾く大福さん

ギターを弾く大福さん

 浅草公会堂(台東区浅草1)で5月16日、アマチュア落語愛好家による「第30回だだっこ寄席」が開催された。当日は50人以上の落語ファンが来場し、会場はにぎわいを見せた。

30回を振り返る替え歌での歌謡ショー

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 同じ落語教室に通っていた大福さん、だっぺさん、ここあさんの3人が2017(平成XX)年に始めた同寄席。寄席名は、それぞれの名前から「だ」「だっ」「こ」を組み合わせて名付けた。2022年に、だっぺさんが活動を休止し、現在は、太一さん、大福さん、ここあさん、サンバさんの4人のメンバーで活動を続けている。

 30回目の節目となる今回は、メンバーによる落語に加え、ゲストのオスカルさんによる講談や、出演者全員による歌謡ショーが行われた。

 落語では、太一さんが「強情灸(ごうじょうきゅう)」、ここあさんが「二人癖」、サンバさんが「皿屋敷」の、古典落語3席を披露。大福さんは新作落語「カラオケ病院」を演じた。続いて、ゲストのオスカルさんが講談「宮本武蔵」を披露。出演者の交代時には、あきさんが三味線の出ばやしを担当し、花を添えた。

 最後は、メンバー4人に三味線のあきさん、ゲストのオスカルさんを合わせた出演者6人全員がステージに登壇。同寄席の歴史を替え歌で振り返る替え歌3曲を披露し、観客も一緒になって歌う中で幕を閉じた。

 寄席を続ける理由について、太一さんは「観客が何回も見に来てくれることがうれしい。最初のうちはダイレクトメールやはがきを送って集客していた。厳しい意見も頂くが、今でも応援してもらえることが続ける力になっている」と振り返る。「私たちは料金を頂いていないので、プロではなく落語愛好家。だからこそプロとは違った個性を発揮できる。若い人もかしこまらずに、気軽に見に来てほしい」と呼びかける。

 サンバさんは「私が寄席に招待した友人が、そのまま落語好きになってくれることがうれしい。気軽に来られるこの寄席を、落語に興味を持つきっかけにしたい」と意気込む。

 30回を迎え、次の目標について、ここあさんは「健康に過ごしながら40回を達成したい」と意気込む。太一さんは「第3回~5回をバンコクで開いたので、もう一度、海外で寄席を開きたい」と話す。

 次回は8月2日、浅草公会堂で開催予定。入場無料。

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