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浅草で希少性の高い和牛を使った限定イベント 訪日外国人客にも対応

低脂肪で赤身が特徴の短角牛

低脂肪で赤身が特徴の短角牛

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 浅草東本願寺近くの和食料理&和カフェ体験・ダイニング「CHAGOHAN  TOKYO-茶御飯東京(ちゃごはんとうきょう)」(台東区浅草2、TEL 03-6802-8248)で1月9日、希少種和牛を使った限定イベントが開かれる。

冬の畜舎で誕生した子牛

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 国内外に向けて和食の発信を目的にした同イベントは、近年では入手が困難とされる「いわて山形村短角牛」をメーン食材に使う。訪日外国人観光客には英語で対応するなど、「おもてなし」にも取り組む。

 同イベントは浅草経済新聞(以下、浅経)も参画する。訪日外国人に向けて「和食と日本茶文化の素晴らしさを国内外に発信・拡散」をコンセプトにする同店と、浅草エリアでインバウンド向けの情報発信や企画展開にも取り組む浅経の思いが一致。コラボレーション」に至った。「北三陸久慈市ふるさと大使」を務める大類将彦浅経編集長が久慈市役所職員との調整や短角牛の情報提供、仕入れを支援した。

 「いわて山形村短角牛」は1957(昭和32)年に日本固有の肉専用種として認定され、岩手県を中心に飼育している。肉用牛全体では1パーセント程度という飼育頭数で「奇跡の短角牛」とも言われ、黒毛和種とは異なり「赤身」で牛肉本来の味わいを持つという。

 マーケティング担当の清水幸恵さんは「今回の企画をきっかけに、食材や料理を組み合わせて積極的に和食文化を発信したい。日本酒などもテーマにできたら」と意気込む。

 イベントメニューは、「短角牛の炭火焼(約200グラム)」「肉ずし」「野菜焼」(5,400円、ウエルカムドリンク付き)。肉の追加が可能(料金は別途)。

 開催時間は13時~16時、19時~22時。先着各30人(予約制)。

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