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蔵前で日本画をベースにした絵画展 -日本画の画材ワークショップも

「ギャラリーキッサ」で開催中の「ひみつの庭 林ゆいか展」

「ギャラリーキッサ」で開催中の「ひみつの庭 林ゆいか展」

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 都営浅草線蔵前駅から徒歩3分の場所にある「ギャラリーキッサ」(台東区浅草橋3、TEL 03-5829-9268)で現在、「ひみつの庭 林ゆいか展」が開催されている。

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 武蔵野美術大学で日本画を学んだ後、テキスタルデザイナーなどの経験を積んだ画家の林ゆいかさんは、和紙や日本画の画材と水彩絵の具、箔、色鉛筆などを使いファンタジーな世界観を表現。「日本画というと敷居が高いイメージが定着しているが、その壁を壊したい」と林さん。

 日本画と洋画の基本的な違いは画材だという。日本画は和紙や絹本という絹製の絵画用の布に、天然の鉱石などの粉末「岩絵具」にシカやウサギの骨から出るゼラチン質の「にかわ」で溶いたものを塗って色を付けていく。岩絵具は同じ色でも粉末の粗さが何段階かあり、粗さにより色合いや質感の表現に広がりを出すことが可能だという。「画材は日本画のものを使っているが、絵画という大きな枠組みで日本画を楽しんでもらえたら」

 会期中の10月17日~19日には、台東区のものづくりイベント「モノマチ」に同ギャラリーも参加。林さんが講師となり、日本画の画材を使って小さな絵を描くワークショップを予定している。

 営業時間は12時~19時30分(日曜は17時まで)。月曜・火曜定休。10月19日まで。

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