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大衆芸能発祥の台東区で「したまち演劇祭」 戦後70年を迎え感動作が舞台に

「したまち演劇祭in台東」グラフィック

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 台東区で8月18日から5週間にわたり、「第6回したまち演劇祭in台東」が開かれる。

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 今年で6回目となる同イベントは、東洋館や浅草見番(けんばん)、木馬亭など歴史ある会場を芝居小屋に見立て、多彩な演劇集団が集まる演劇の祭典。大衆芸能発祥の地である台東区の魅力を伝え、にぎわいを創出する目的で2010年に始まった。

 今年の見どころは、太平洋戦争下のニューギニアで自らの体験に基づいて描かれた俳優、加東大介さんの感動作「南の島に雪が降る」。同作品は1961(昭和36)年に加東さん自らが出演し、渥美清さんや森繁久弥さんなど多くの喜劇役者と共に映画化され大ヒットした人情作。同イベントの提携公演として、舞台となって8月6日から浅草公会堂で上演する。主演の加東軍曹役の柳谷花緑さんは「戦争を経て現在の平和があること、プラスのエネルギーを伝えたい」と話す。

 昨年も好評を博したという朗読公演「したまちばなし」では、浅草の木馬亭で文学座の俳優らが久保田万太郎さんの作品を朗読。ほかにも古今亭志ん輔さんによる落語版シェイクスピアや「ドラゴンボール」の「フリーザ」役を演じた声優、中尾隆聖(りゅうせい)さんによる語りを披露する。

 身体表現集団、劇団東京人形夜による舞台やロクディムによる体験型の即興演劇ライブのほか、区内の中学生や高校生によるステージも。幅広い世代が楽しめるように、殺陣や声優体験などのワークショップも予定する。

「南の島に雪が降る」は8月9日まで。演劇祭は9月21日まで。プログラムやスケジュール、チケット購入方法はオフィシャルページで確認できる。

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