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浅草に熟成肉とラクレットチーズの店 シュートボクサーも来店

「シーワンダイニング」のローストビーフ丼

「シーワンダイニング」のローストビーフ丼

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 つくばエクスプレス浅草駅近くの「シーワンダイニング」(台東区浅草2、TEL 050-5799-0350)がリニューアルオープンして2カ月がたった。

「シーワンダイニング」のスタッフ

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 元はダーツバーだった同店は、フグの調理師免許を持つ辻村勲さんがオーナーを務める。実家が料理店で30年のキャリアを持つ料理人でもある辻村さん。「今までの浅草にない都会的な料理を提供したい」という思いで同店をリニューアル。8月21日の「SB世界女子フライ級初代王座決定戦」に出場予定のシュートボクサー、RENA(レーナ)さんも定期的に訪れる。

 同店で人気の熟成肉は、温度や湿度、風力をコントロールしながら乾燥させてうま味を引き出す「ドライエイジング」技術で熟成させる。「柔らかくジューシーな歯応えに加え、口の中で濃厚な香りと凝縮したうま味が広がる」のが特徴で、浅草の問屋から適した部位を選んで仕入れている。

 ランチタイムのローストビーフ丼は低温で2~3時間焼き上げる。客の8割は女性で年配客も多いという。夏のおすすめは「パクチーサラダ」や「冷製パスタ」。13度で輸入されるというスペイン・タラゴナ産のオリーブオイルを使ったアヒージョも評判だという。看板料理のスイスの伝統料理「ラクレットチーズ」は、熱いまま客の前でそぎ落とし、野菜にかけて出す。

 「出す前に試食し、まずければ出すなと指導する」という辻村さん。「本当においしいものを丁寧に出したい」と熱く語る。

 主なメニューは、ローストビーフ丼(中盛り890円、大盛り1,000円)、ラクレット(バケット付き980円)、熟成ラムチョップ(1,680円)、たっぷりパクチーサラダ(890円)、にんにくたっぷりきのことベーコンのアヒージョ(850円)、スペイン・タラゴナ産オリーブ油(750ミリリットル、3,500円)、熟成肉食べ放題(4,500円、夏季平日限定、前日までに要予約)。

 営業時間は11時30分~14時、17時~翌5時。

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