「Little Japan(リトル・ジャパン)」(台東区浅草橋3)1階のカフェ&バースペースが5月1日、「浅草橋日替わり店長のお店 ichie」として営業を始めた。
Little Japanは、2017(平成29)年に浅草橋でオープンしたカフェ&バー、ゲストハウス、シェアハウスの複合施設。国内や海外からの旅行者、近隣住民、フラッと立ち寄る人などが交わることを目的としている。カフェ&バースペースではイベントも多く開いている。
カフェ&バースペースは2020年から、ランチタイムはシェアキッチンとして他の人に貸して運営してきた。平日は1組が、土曜・日曜は日替わりで8組が運営。夜はイベント開催も多かったため、自社で営業してきた。
こうした営業スタイルを続けるなか、Little Japan社長の柚木理雄さんは「シェアキッチンもやりつつ、自社営業もやつつ…この場所がどういう場所なのかという発信をしてこなかった。ずっと何となく気にしていた」と振り返る。
2025年9月に試験的に夜の時間もシェアキッチンを導入してみた際、借り手から「もっとこの店全体として『こういう場所なんだ』と発信してほしい」と言われたことがichieを始める契機になったという。「この場所が何なのかが分かりにくいというのはずっと分かっていた。あれもこれもみたいに、ごちゃごちゃしているところがあった」と柚木さん。
ichieの由来は「一期一会」の「一会」から。出会いを大切にしたいという気持ちを込めた。ロゴの屋根冠に黒丸を配したデザインは「会う」をモチーフとしながら、Little Japanから日本の意図を組み込んでいる。
同サービスでは、カフェ&バースペースを朝・昼・夜の時間を月1回以上できる人に貸し出す。さらに、単発での店長も可能になる制度として「イベント店長」という仕組みも設ける。「人と人がつながれる」コンテンツを開催できる人を対象とする。
柚木さんは「やはりいろいろな人の出会いが生まれる場がいいんじゃないかと思う。Little Japanを続ける中で結婚する人も生まれたりした。海外の人、地方から来る人も含めて出会いが生まれたらいい。朝の時間、夜の時間、イベント店長の枠はまだ空いているので、いい出会いがあれば」と話す。
ichieの各貸し出し時間は、モーニング=5時~10時、ランチ=10時~17時、ディナー=17時~22時、営業時間は店長により異なる。