西浅草にある角打ち「シノノメ酒店」(台東区西浅草2)の2階にコワーキングスペース「シノノメ荘」(同)がオープンして、5月1日で2カ月がたつ。運営はフーテン(雷門2)。
同社は「ひとに寄り添い、まちに寄り添う」を掲げ、浅草でカフェ&バー「ほしや」(雷門2)、カラオケスナック「よたか」、スタンディングぬか漬けバー「ギフ」(以上、浅草2)、有機野菜を使った一軒家ビストロ「Dochaku(ドチャク)」、スナック「オリーブ」(以上、西浅草2)といった複数ブランドの飲食店を経営している。
社長の佐藤シュンスケさんは、複数ブランドを立ち上げることで、それぞれの店でコミュニティーを形成し、そのコミュニティー同士を重ね合わせていくことが「まちづくり」になると話す。「点と点が線になり、そして面になる。カバーする範囲が広がり、まちとしてのつながりが醸成される」という。
「シノノメ酒店」は推定築70年の元たばこ店の木造物件の1階を角打ちにリノベーションして、2025年1月にオープンした。1年経過した今年3月1日、同物件2階をコワーキングスペース「シノノメ荘」、3階を貸し会議室として運営を始めた。コワーキングスペースはこれまでの飲食店とは別の切り口となるが、同所はまちの「仕事人」が集う場を想定したという。「コワーキングスペース会員はまだ空きがあるので、面白い人たちが集まるとうれしい。そういう人たちが点の一つになってつながっていけば、(まちが)もっと面白くなる」と佐藤さんは話す。
今後の展望については、「僕らはこれまで飲食でやってきたが、やはり『場づくり』がしたい。今回新たな挑戦としてコワーキングスペースを作った。当社のビジョンとして、あと6年の間に、店のブランドを現在の6から10にしたい」と話す。
席数は14席。利用料金は、24時間プラン=月額1万3,200円、ナイトタイムプラン(17時~翌5時=同6,600円、デイタイムプラン(5時~17時)=同9,900円。ドロップイン利用は1時間550円(スタッフ常駐時に対応)。