鶯谷のホテル・レストラン「LANDABOUT(ランダバウト)」(台東区根岸3)を経営するベステイト(元浅草1)が4月27日、新業態のカフェ「WAKU motoasakusa(ワク・モトアサクサ)」(同)をオープンする。
同社は2025年7月に元浅草に本社を移転した。のし紙や包装紙を刷る印刷会社だった同物件をリノベーションして、2、3階を本社として利用し、1階をカフェとして使う構想を石橋拓馬社長が描いていたという。
事業責任者として指名を受けたのが入社3年目の松本実優さん。パティシエや生命保険営業のキャリアを経てベステイトに入社し、主にキッチンを担当する仕事に就いていた。石橋社長から「やらないか?」と打診を受け、即「やります」と回答した。
慣れない企画書作りから始め、まずはこの街をよく知ろうと、くまなく元浅草を散策した。「職人の街だと見えてきた。ものづくりにすごくこだわりを持った街なのだと気付いた」と松本さんは振り返る。
「WAKU」の店名は、「小さなひらめきから、大きなにぎわいへ。」というコンセプトを定めたことに由来し、「インスピレーションが湧く」と「まちが沸く」の2つが重なる言葉から付けた。同社が掲げるミッション「Empower Japan(エンパワー・ジャパン)」に重なることも考慮している。席数は21席。
「インスピレーションが湧く」を軸に同店のフードメニューは「五感を刺激する」アレンジや組み合わせを大事にするという。松本さんは「ピザトーストは熱々の鉄板にピザソースを載せてディップする形で提供し、チキン南蛮にはタルタルソース5種から選べるようにした。コーヒーは「フワッと香る」オリジナルブレンド。今後もメニュー開発を進めていく」と話す。
「人生いろいろあると思う。WAKUはスタッフを含めさまざまな形で五感を刺激する店にしているので、ぜひフラッと来てほしい。月イチでイベントもやっていきたい」とも。
営業時間は、11時30分~14時(ランチメニュー)、14時~19時30分(カフェメニュー・グランドメニュー)。