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浅草・花やしき裏に革財布店「浅草ウォレテリアYAMATOU」 製作体験も

5代目当主山本浩司さん(中央)

5代目当主山本浩司さん(中央)

 1899(明治32)年創業の革財布メーカー「山藤(やまとう)」(台東区元浅草1)が6月11日、「浅草ウォレテリアYAMATOU」(浅草2)をオープンする。同店は、元浅草、人形町、神楽坂に続く4店舗目。

店内の様子

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 「革財布の山藤」を名乗る同社の歴史は、初代・山本徳太郎さんが17歳で現在の文京区で革財布の工房を創業したところから始まる。2代目として跡を継いだ山本藤次郎さんが自身の名前から「山藤(やまとう)」を設立。2004(平成16)年、現代表でもある山本浩司さんが5代目当主に就任した。それまで行ってきたOEM事業から撤退することを決め、オリジナルブランド「アクア」と「プタハ」を立ち上げた。山本さんは「OEMを続けていても、経験はしているんだけど何もたまっていってない、空虚な感じ。やはり、オリジナルをやろうと決めて、20年前くらいに始めた」と振り返る。

 元浅草のアトリエでの製作・販売を続ける中、2016(平成28)年11月、「人形町ウォレテリアYAMATOU」をオープン。2018(平成30)年9月には「神楽坂ウォレテリアYAMATOU」を開店し3店舗体制となった。コロナ禍を経て、新たに店舗物件を浅草で探し始め、ようやく今回の物件に巡り合った。ウォレテリアは、「ウォレット(財布)」+「-eria(イタリア語で「専門店」の意)」を合わせた山藤オリジナルの造語で「財布専門店」を意味する。

 店内には、財布を中心に名刺入れ、コインケース、キーケース、バッグなどを並べる。山藤のこだわりとして、革の裁断から縫製、仕上げまでを日本の職人が手で仕上げるという。風琴マチや櫛(くし)マチといった「日本の伝統技術を生かした商品」やプラタナスの樹皮をプレスしたシリーズ(カモフラージュ・ツリー)、革に4層の顔料を重ね研磨剤で磨くシリーズ(バフィング)など、「新しい技術を編み出した商品」などを並べる。商品は男女関係なく使える。「もう時代がメンズとかレディースとかいう時代じゃないだろという時にオリジナル商品を立ち上げたので、商品は全てユニセックス」と山本さん。

 浅草の店では当日に持ち帰ることができる革製品のワークショップを開く予定もある。山本さんは「ものづくりが結局、僕たちの自己表現。自分の考えを具現化して商品にする。そこをやっていかないと意味がない。ワークショップを通じて自分たちの考え方ややり方を感じてもらえたら」と話す。

 営業時間は10時30分~17時30分。

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