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浅草駅で「日光詣スペーシア」出発式 鎧武者や日光のおかみらが乗客出迎え

金色の塗装に黒と朱色に彩られた「日光詣スペーシア」

金色の塗装に黒と朱色に彩られた「日光詣スペーシア」

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 東武鉄道は4月18日、特急スペーシアの特別塗装列車「日光詣(もうで)スペーシア」の運行を始めた。

出発式のテープカット

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 日光東照宮四百年式年大祭を記念して運行するる同列車は、同社の中期経営計画2014~2016の日光・鬼怒川地区等沿線観光地の活力創出策の一環として、浅草・東京スカイツリータウンからの誘客を図り、交流人口の増加と沿線活性化を目的に運行する。

同列車は、世界遺産である日光二社一寺(日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山神社)の建造物に使われている「金」「黒」「朱」の各色を配し、「日光詣」の文字と日光東照宮の「眠り猫」「三猿」をデザインしたエンブレムを掲出し、車内座席のヘッドカバーも同様の色調に変更した。

浅草駅で行われた出発式では浅草駅長をはじめ、とうきょうスカイツリー駅長や日光市女将(おかみ)の会メンバーがテープカット。鎧(よろい)武者と共に「一番列車」に乗り込む乗客を出迎えた。同社専務で鉄道事業本部長の牧野修さんは「今後も通常運行される日光詣スペーシアに乗って、日光・鬼怒川の観光へ出掛けてほしい」とあいさつで呼び掛けた。

東武特急「スペーシア」は、日光詣の特別塗装のほかに、東京スカイツリーのライトアップ「雅(みやび)」をイメージした江戸紫と、隅田川の水を印象とする淡いブルーの「粋(いき)」、同鉄道の優等列車のイメージカラーであるサニーコーラルオレンジの塗装があり、浅草駅と東武日光・鬼怒川温泉駅を約2時間で結んでいる。

浅草駅から出発する日光詣スペーシアの通常運行は4月20日、7時30分発の「けごん1号」から。乗車券のほかに指定席特急券が必要。

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