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徒蔵エリアで複合ものづくりイベント「モノマチ」-200組以上が参加

「モノマチ」のフライヤー

「モノマチ」のフライヤー

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 御徒町・蔵前・浅草橋一帯を指す通称「徒蔵(カチクラ)」エリアで5月23日~25日、複合ものづくりイベント「モノマチ」が開かれる。

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 「モノマチ」とは、古くから製造・卸の集積地としての歴史を持つ台東区南部の御徒町~蔵前~浅草橋にかけての約2キロ四方のエリアを歩きながら、「街」と「ものづくり」の魅力に触れる3日間のイベント。2011年の初開催から回を重ねるごとに知名度や評判が広がり、日本国内はもとより海外からの来訪者も増えている。

 5回目となる今回のテーマは「みんなでモノマチ探検~自分だけのモノマチを探そう!」。クリエーターや職人、メーカー、問屋、飲食店など200組が上回る店舗が参加し、それぞれの店舗でイベントやワークショップ、セールを開催する。

 会場の一つでランドマークでもある創業施設支援施設「台東デザイナーズビレッジ」(小島2)では、入居するクリエーターのアトリエ公開や、入居・卒業クリエーターの商品販売を行う。同施設は旧小島小学校跡地を活用していることも特徴で、ほぼ当時の小学校のまま現存し、今年で10年目を迎える。普段は一般公開をしておらず、学校の名残の景色を感じながら触れ合うことができるのも「モノマチ」ならでは。

 鳥越にある商店街「おかず横丁」では、モノマチ限定のショップが出店する「フードコート in おかず横丁」が開催される。モノマチエリア全体を対象にした恒例の「スタンプラリー」を今年も実施。同商店街があるエリアは昭和初期の街並みが残ることでも知られ、イベントに参加しながら趣ある街並みの散策も楽しむことができる。

 御徒町の2k540(上野5)では、各地のクリエーターが集まり「クリエイターズマーケット」を開催。東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大槌町の避難所で、復興への願いを込めて作られた刺し子「大槌復興刺し子プロジェクト」や、タイの伝統工芸カービングの技術を用いた繊細な彫刻「かたちつくり」などが参加する。

 開催時間は出展する店舗により異なる。詳しくはホームページで確認できる。

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