永谷園(港区)が8月26日から、浅草エリアでお茶づけカラーをまとったオリジナル装飾の「永谷園 お茶づけ人力車」を期間限定で運行する。運行開始を前日に控えた8月25日、浅草で出発式が行われ、お笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタルさんが一日車夫を務めた。
同社は訪日外国人に日本の食を契機にさまざまな日本文化に触れ、楽しんでもらいたいとの思いから、外国人観光客に人気の人力車に着目。人力車運行会社「東京力車」の協力で同企画を実現した。同社によると、大手小売りチェーンのインバウンド強化店舗では、2026年夏期のお茶漬け商品全体の売り上げが前年比約170%となり、一部店舗では前年比300%以上と大きく伸長したという。
人力車は「お茶づけ」のパッケージで知られる定式幕カラーのデザインを施した2台で、英語対応可能な車夫が運行する。乗車特典として、オリジナルのうちわと、お湯を注ぐだけで手軽に食べられる乾燥ご飯入りの「カップ茶づけ」を進呈する。
出発式では、永谷園執行役員マーケティング副本部長の永谷嘉孝さんが「お茶漬けで日本文化を味わい、伝統ある浅草の街を駆け巡る小粋なサービスで、訪日された外国人の方の国内での思い出が少しだけ深く、楽しくなることを心から願っている」とあいさつ。除幕で人力車がお披露目されると、法被姿の野田さんは「浅草でこれが走っていたら1キロ先でも分かるのでは。歌舞伎の色合いなので浅草の街に合う」と太鼓判を押した。
トークセッションでは、日頃から同社のお茶漬けを愛食しているという野田さんが、葉ワサビや新潟の香辛調味料「かんずり」などお薦めのトッピングを披露。東京力車マネジャーの松川大樹さんから、外国人客に声をかける際の韓国語や中国語のフレーズ、てこの原理を使った人力車のけん引のコツを教わる一幕もあった。野田さんは「私の体をここまで作ってくれた永谷園のお茶づけと共に最高の思い出を運んでいきたい。やりまっちょ」と一日車夫への意気込みを語った。
運行時間は9時~18時。コースは「いいとこどりコース」(20分)で、料金は2人8,000円~。参考ルートは雷門前~オレンジ通り~たぬき通り~ロック通り~浅草演芸ホール。定員は大人2人。予約は東京力車のホームページで受け付ける。9月15日まで。