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浅草初のクリエーターシェアオフィス「ループアサクサ」が閉店 -「浅草カリーラボ」もファイナル

東京マサラボーイズの高木さん(グラフィックデザイナー)

東京マサラボーイズの高木さん(グラフィックデザイナー)

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 浅草のクリエーターシェアオフィス「LwP asakusa(ループアサクサ)」(台東区花川戸2)で2月16日、「浅草カリーラボ ファイナル」が開催される。

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 同施設は、築55年の元サンダル店を改修して造ったシェアオフィスとマルチスペースを併設した空間で、小学生からクリエーターまで、さまざまな人々が集まる場所になっていた。2月末の移転のため、同所での営業を終えることになった。

 これに伴い、1階のマルチスペースで人気を博した「日替わりオーナー」として開かれたカフェ、アトリエ、ライブ、セミナーなども終了する。その中でも一番の人気プロジェクト「浅草カリーラボ」が、最後の活動として「浅草カリーラボ ファイナル」を開催。グラフィックデザイナー・高木慎太郎さんとインテリアデザイナー・初見憲さんの2人によるプロジェクトは、「週末カレーユニット・東京マサラボーイズ」として活躍。平日は、それぞれデザイナーとして活動する傍ら、週末はカレーを作り続けた。

 「浅草での定期的な活動はこれが最後。今後はケータリングユニットとしての活動を続け、定期開催については模索中」という高木さん。「職人の街浅草でほんの少しでも記憶に残る活動ができたことは単純にうれしく、浅草で生まれたたくさんのつながりは、たとえ浅草での活動が終わってしまっても続く人生の宝」と、これまでの活動を振り返る。

 同施設を運営する「まちづくり会社ドラマチック」は移転後、台東区下谷に新たなコンセプトスペース「共同アトリエreboot(リブート)」を展開予定。「日替わりオーナー制度は廃止。将来的にまた行う可能性もあるが現時点では未定。ループは誰でも入れる空間だったが、リブートはクリエーターのみのアトリエとし、同時にクリエーターをバックアップする場所にしていきたい」と同社の今村ひろゆき社長。

 開催時間は12時~17時。カレーが無くなり次第終了。

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