浅草富士浅間神社(台東区浅草5)周辺で5月30日・31日、初夏の風物詩「お富士さんの植木市(一の富士)」が開かれた。
地元で「お富士さん」の愛称で親しまれる同神社。植木市は神社の縁日に合わせ、毎年5月と6月の最終土曜・日曜に開かれている。歴史は400年近くに及ぶといい、入梅の時期で植物の移植に最適な時期に当たることから「お富士さんで買った植木は根がよく付く」との言い伝えが広まり、大規模な市へと発展してきた。
当日はメイン会場となる「柳通り」が歩行者天国となり、植木商をはじめとする多彩な露店が軒を連ねた。会場では定員制の「ミニ盆栽」のワークショップを行い、同神社では植木市開催日限定の特別ご朱印(500円)も頒布した。夜になると、通りに飾られた「またぎちょうちん」に明かりがともり、昼間とは異なる江戸情緒漂う雰囲気も楽しめる。
台東区在住の男性は「たまたま通りがかったら、植木や花がたくさん並んでいるのに驚いた。せっかくなので、部屋に飾る小さな観葉植物を買うかどうか検討したい」と話していた。
次回「二の富士」は6月27日・28日の11時ごろ~20時ごろに開催。当日は「こけ玉」のワークショップなども予定する。