浅草六区ブロードウェイ(台東区浅草1・2)とその周辺広場で6月6日・7日の2日間、「第15回秋田竿燈(かんとう)浅草まつり」が開かれた。
秋田の夏の風物詩であり、国の重要無形民俗文化財に指定されている「秋田竿燈まつり」の魅力を広く発信しようと開かれた同イベント。本場・秋田市から訪れた竿燈会のメンバーが、浅草ビューホテルアネックス付近やROX広場前など、六区エリア周辺各所で妙技を披露した。
日中の公演では、初夏の爽やかな青空の下、差し手と呼ばれる職人たちが手のひら、額、肩、腰などへと、次々に竿燈を移し替える妙技を連発。力強いはやしの音色に合わせ、大きな竿燈がグッとしなると、集まった観客から大きな拍手と歓声が湧き起こった。東京楽天地浅草ビル広場などでは、実際に竿燈に触れたり記念撮影したりできる「ふれあいタイム」も設け、子ども連れなどでにぎわいを見せた。
6日の夕方以降には、ちょうちんに灯がともる「夜竿燈」の公演も行い、昼間とは一転して幻想的な雰囲気に。風も強く吹く中、夜空に揺らめく「光の稲穂」が浅草の街を彩り、詰めかけた来場者を楽しませた。同商店街では「秋田マルシェ」も同時開催し、秋田市内の酒や農産物加工品などを販売した。
一般社団法人「浅草六区エリアマネジメント協会」代表理事の安田和章さんは「全国の祭りを浅草に誘致したい。浅草のキーコンセプトの一つに『祭り』がある。外国人や遠方から来た日本人が交差する、この浅草で日本全国の祭りの良さをもっと届けていきたい。その地域の物産展も併せて開催もする。そういった活動を浅草で続けることで日本全国の各地域に対して興味を持つ人を増やすことができるし、浅草の魅力も高めることができる」と今後の展開を話す。