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隅田公園で台東区・ウィーン市第1区の友好記念植樹式 ドイツトウヒ植える

植樹されたドイツトウヒと一緒にベルカさん(左から3人目)と服部区長(右から2人目)

植樹されたドイツトウヒと一緒にベルカさん(左から3人目)と服部区長(右から2人目)

 台東区とオーストリア・ウィーン市第1区イネレシュタットとの新たな友好のシンボルとなる樹木「ドイツトウヒ」の友好記念植樹式が6月23日、隅田公園で開催された。両都市は1989(平成元)年に姉妹都市提携を締結し、今年で37年目を迎え、文化や観光など幅広い分野で交流を続けている。

ベルカさんのあいさつ

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 ドイツトウヒは、2025年大阪・関西万博へのオーストリア出展を機に、同国のパビリオンのモニュメントとして使われていた縁の深い樹木として、駐日オーストリア大使館を通じて台東区へ寄贈されたもの。ドイツトウヒはヨーロッパ原産の常緑樹で、クリスマスツリーにもよく使われる樹木。一方、台東区からは姉妹都市提携30周年の際に桜の「カンザン」を同区へ寄贈している。現地の公園に植えられた桜の下では毎年4月に、区長や大使らが集まる花見セレモニーが開かれるなど、永続的な友好関係が育まれてきた。

 式典では、服部征夫台東区長が「このドイツトウヒは万博のオーストリアパビリオンの象徴だったモニュメントにも使われている。永遠の友好のシンボルとして大きく育っていくことを確信している」とあいさつ。続いて登壇したシグリット・ベルカ駐日オーストリア特命全権大使は「隅田川のほとりに立つとウィーンのドナウ川が少し恋しくなる。オーストリアと日本は共に自然を深く愛する心を共有している。自然の成長には忍耐、思いやり、尽力が不可欠であり、それは友好関係でも全く同じことが言える」と話した。

 あいさつの後、大使館関係者や区長、石川義弘区議会議長らによる土かけと記念銘板の除幕式が行われた。その後、近隣にある花川戸保育園の園児たちが記念樹への水やりを行い、元気な声で「おおきくなーれ」と呼びかけ、式典を締めくくった。

 同区国際交流担当課長の金田春江さんは「会場には目立つ銘板も立てたので、区民の皆さまにも姉妹都市提携を知っていただくきっかけになれば。この木を通して友好関係がこれからも永続し、市民同士の交流がさらに発展する可能性に期待したい」と話す。

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