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田原町にコワーキングスペース-会社員オーナーが「半分は自分のため」開業

オーナーの岩沢洋さんと看板牛の「BTcowちゃん」

オーナーの岩沢洋さんと看板牛の「BTcowちゃん」

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 東京メトロ銀座線田原町駅近くに、コワーキングスペース「バグチケット コワーキング」(台東区寿1、TEL 080-3253-3423)がオープンして2カ月がたった。

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 同店は、ワイファイ完備のワーキングスペースが5席と休憩スペースのみの小さなコワーキングスペース。料金体制は、基本的にドロップインのみで平日=1,200円、土曜・日曜・祝日=1,700円で終日利用できる。大きな音が出なければ、ものづくり系の作業でも利用が可能で、読書や絵を描くための利用、ワークショップや勉強会などのスペース貸しにも対応する。休憩スペースには飲食の持ち込みも可能で、「クラウドファンディングで資金を集め手に入れた」というマッサージチェアが利用できる。

 オーナーの岩澤洋さんは、会社勤めをしながら空いた時間に個人事業主としてアプリ開発をしている。これまでカフェなどにノートパソコンを持ち込んで作業をしていたが、「周りの雑音で集中できない」「周りの目が気になる」という不満を抱えていた。「だったら自分で集中できるスペースを」と一念発起し、同店をオープン。「半分は自分のため、半分は同じ悩みを持つ人のため」と、静かで集中できるスペースを作ったという。

 今後について岩澤さんは「将来的には平日の昼間も営業できるようにしたい。いろいろなクリエーターが集まり刺激を受け合いながら、何か発信できるようなスペースにできれば」と話す。「浅草付近はコワーキングスペースが少ないエリアで、ものづくり系クリエーターが多いが、今後はIT系のクリエーターも増えると信じて突き進む」とも。

 営業時間は19時~22時(土曜・日曜・祝日は10時~)。水曜定休。

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