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浅草・今戸神社で劇団四季「キャッツ」ヒット祈願 「猫目線の実物大」絵馬奉納も

自身の演じるネコ役姿で参拝した劇団四季の俳優4人
(左から)ジェリーロラム=グリドルボーン役の奥平光紀さん、ランペルティーザ役の山中由貴さん、シラバブ役の三代川柚姫さん、ラム・タム・タガー役の上川一哉さん

自身の演じるネコ役姿で参拝した劇団四季の俳優4人 (左から)ジェリーロラム=グリドルボーン役の奥平光紀さん、ランペルティーザ役の山中由貴さん、シラバブ役の三代川柚姫さん、ラム・タム・タガー役の上川一哉さん

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 浅草の今戸神社(台東区今戸1)で4月22日、劇団四季のミュージカル「キャッツ」出演俳優4人がネコ姿でヒット祈願を行った。

猫目線だと絵馬は約5倍の大きさに

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 應神天皇、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、福禄寿(ふくろくじゅ)を祭神としてまつり、本殿に安置した大型の招き猫が呼び物となっている同神社。

 この日は、自身が演じるネコ役の姿に扮(ふん)した劇団四季の俳優4人が社殿で今後の「キャッツ」公演成功と、約30年ぶりに発売するというCDのヒットを祈願し、「猫の目線から見たサイズ」という特別仕様の絵馬を神前に奉納した。

 作曲家のアンドリュー・ロイド=ウェバーがイギリスの詩人、T.S.エリオットの詩集をミュージカル化した同作品は、都会のごみ捨て場で年に一度だけ開くネコの舞踏会に集まる24匹の物語を描く。

 参拝前日に国内総動員数が1000万人を突破した劇団四季の同ミュージカルは、1983(昭和58)年11月からロングラン公演を行っている。これまで9都市24カ所で上演し、今年3月に通算1万回上演を記録した。

 参拝した「ランペルティーザ」役の山中由貴さんは「厳粛な場所で祈願をして身が引き締まる思い。縁結びで有名な神社と聞いて、新しい観客との出会いも招いてくれると思う。これからも感動の舞台を届けたい」と笑顔を見せる。

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