隅田川に架かる桜橋で台東区と墨田区の代表チームが綱引きで競い合う「第3回隅田川ツナシキ大会」の説明会が10月4日、墨田区立小梅小学校体育館(墨田区)で開かれた。
同大会は、両区が1977(昭和52)年から姉妹区関係にあることから、両区のつながりを強めようと2024年に始まった。3回目となる今年は11月15日に開催する。過去2回はいずれも台東区が勝利。勝った区が「非公式」に区境を1メートル相手側へ移せるという大会独自のルールにより、大会上の区境は現在、墨田区側に2メートル押し込む形となっている。
説明会には出場チームの代表者や保護者らが集まり、ルールや当日の流れを確認したほか、実際に綱を引いて練習した。試合はセンターラインから両側2メートルの位置にホワイトラインを設け、相手チームの目印を自陣側へ4メートル引き込むか、1分経過時点でより多く引き込んだチームがセットを取る。1セット1分の2セット先取制で、セット間にはコートを入れ替える。会場では綱の持ち方や最後尾のアンカーのロープの巻き方も確認した。
実行委員長の毛塚雅清さんは「練習を通じて綱の持ち方などを学んでもらったので、今年は昨年以上にいい勝負になるのではないか」と期待を込める。
今年は一チームの人数を昨年の8人から10人に、試合数を11試合から13試合に増やした。毛塚さんは「多くの人に参加してもらいたい」と理由を話す。競技中は、岩倉高校(台東区)放送部の生徒が実況を担当する。「生徒もアドリブで話すことには慣れていないと思うので、果たしてうまくいくか。そこも見どころで、昨年よりまた一つ楽しみが増えた」と毛塚さん。
競技終了後は、桜橋の墨田区側テラスで懇親会を開く。昨年は準備が間に合わず懇親会の要素が薄かったため、今年は力を入れるといい、「競技が終わった後、墨田区と台東区の人が交流してくれれば」と話す。懇親会は出場選手だけでなく応援に訪れた人も参加でき、飲み物は各自で用意する。応援について毛塚さんは「特に持ってくるものはない。『頑張れ』『墨田区』『台東区』と声で応援してもらえれば」と呼びかける。
当日は10時30分に開会式を行い、浅草たいこばんの演奏や選手宣誓などを予定する。競技は11時から13時15分まで行い、その後閉会式・表彰式を開く。雨天時は会場を小梅小学校体育館に移して行う。
現在、両区とも今年から新設されて個人参加枠が定員に達しておらず、出場者を募集している。毛塚さんは「告知がうまくできておらず、まだ知らない人が多いと思う」と話す。大会ホームページの応募フォームから受け付ける。
毛塚さんは「年々この大会を広げていきたい。昨年よりも多くの人に来てもらい、楽しんでもらえるイベントにしたい」と意気込む。
開会式は10時30分から。