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浅草に体験型和食店 おばんざいや手まりずし、人力車など日本文化を発信

日本各地の食材を取り入れた12種類のおばんざい

日本各地の食材を取り入れた12種類のおばんざい

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 東京メトロ銀座線浅草駅近くの体験型和食店「和色 WASHOKU」(台東区雷門2)がオープンして2カ月がたった。運営はWORLD(東京都中央区)。

ウニやキャビアなど高級食材を使用した「手まりずし」

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 日本各地の食材を厳選した「おばんざい」をメインに提供する同店。体験型サービスとして手まりずしや江戸切子作り、人力車で周遊サービスなども提供する。

 店内は2フロアで隅田川を一望するテラス席を含め52席。ランチは「12種類の季節のおばんざいプレート」(2,200円)を用意。ビュッフェには長野県佐久市の農家から、精米した翌日に届くコシヒカリやみそに粉だしと食材を混ぜて丸め、湯を注ぐだけで1人分のみそ汁ができる「味噌(みそ)玉」を6種類そろえる。ドリンクは日本酒や和菓子リキュールを使ったオリジナルカクテルを中心に、ディナーで提供する。

 体験メニューは手まりずし作りと、地元企業や職人と共同で浅草を一巡する人力車や着物レンタル、江戸切子作りのプランを用意する。プラン同士の組み合わせも可能。日本語のほかに英語、中国語に対応する。

 オーナーの坂めぐみさんは「食を通して日本の地方と世界をつなごう」と、観光客が多く下町情緒がある浅草に出店。「着物を着て人力車観光や自分で作った江戸切子を持ち込んで乾杯する粋な体験を楽しんでもらいたい」と話す。今後は体験型メニューを増やし、客の好みに応じて「アレンジしながら日本文化を発信したい」とも。

 営業時間は、11時~15時、17時~23時。料理体験は9時~11時、15時~17時。

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