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蔵前で移住者トーク 「移住コンシェルジュ」が群馬・前橋の魅力発信

水と緑と詩のまち 群馬県前橋市

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 蔵前の多目的スペース「蔵前4273クリエイティブガレージ」(台東区蔵前4、TEL 070-6511-4273)で9月2日、「前橋から東京へ通勤する事を選んだ移住者トーク」が開催される。

前橋市移住コンシェルジュ

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 群馬県前橋市へのU・Iターン移住者を増やそうと、前橋市政策推進課が企画する同イベント。「地方創生」の観点から注目が集まる田舎暮らしや移住について、前橋市から東京都に通勤する移住者2人と前橋市移住コンシェルジュを交えてトークセッションを行う。

 前橋市政策推進課の入内島さんによると、現在約1700人が前橋市から都内に通勤しているという。同イベントでは、「都心から遠く離れた場所へ行くために仕事を辞めるケースが多い」という「地方移住」について、前橋から新幹線を使って80分通勤することで、仕事と田舎暮らしを楽しみながら両立する「新しいスタイルの移住」を提案する。

 登壇する前橋市移住コンシェルジュの鈴木正知さんは、上野動物園と葛西臨海水族園で飼育員として勤務した後、カナダのバンクーバー水族館やメトロトロント動物園での実習を経て前橋市へ移住。環境教育や地域活動への参加がきっかけで、2015年7月から同職に就任した。「移住コンシェルジュ」は地域への移住をサポートする案内人のことで、暮らしや住まい、仕事などの相談を請け負う。各自治体に配置されている場合が多い。

 当日はこのほか、前橋市にUターン後、築83年の古民家を改装し田舎暮らしを楽しむ阿部剛志さん、東京に新幹線通勤しながら仕事と趣味のバンド活動を両立する原田尚樹さんが、日々のライフスタイルを実践する移住者としての思いを話す。

 「東京暮らしか田舎暮らしかではなく、もっと多様な暮らしに答えを出す前橋のポテンシャルを実感してほしい」と鈴木さん。「前橋には移住者一人一人の答えをみんなで考える仲間がいる、そんなイメージを提供できれば」とも。

 18時30分受付開始、19時開演。入場料は500円(1ドリンクオーダー制)。要事前申し込み。「前橋から東京へ通勤する事を選んだ移住者トーク」ホームページで受け付ける。

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