食べる

浅草・すしや通りに「楊國福マーラータン」 毎朝炊く牛骨スープを売りに

店舗前でスタッフの2人

店舗前でスタッフの2人

 麻辣湯(マーラータン)専門店「楊國福(ヤングオフー)麻辣湯 浅草雷門店」が9月12日、浅草・すしや通り(台東区浅草1)にオープンした。

70種類以上並ぶ具材

[広告]

 楊國福は2003年に中国で創業した麻辣湯のブランドで、国内では約40店舗を展開する。運営会社は東京都内や横浜で居酒屋や食べ歩きの店などを手がける。出店の経緯について、同店スタッフは「流行しているのもあるが、浅草で物件が見つかり、やってみたいと思ったのが麻辣湯だった」と話す。

 店頭に並ぶ約70種類の具材から好みのものを選び、100グラム400円の量り売りで注文する。スープは「ピリ辛牛骨スープ」「定番牛骨スープ」「甘酸トマトスープ」「激香赤ラー油」の4種類、辛さは「弱」「中」「強」「鬼辛」の4段階、麺は「さつまいも麺」「牛すじ麺」「板春雨」「とうもろこし麺」の4種類から選ぶ。1,000円以上の注文で麺80グラムをサービス。同スタッフは「牛骨を店舗で朝からじっくり煮込んでいる。それがこだわり」と話し、大きな牛骨から毎日、だしを取る。

 人気は、牛すじのような食感の「牛すじ麺」と、牛骨ベースに中国さんしょうの花椒(ホワジャオ)を利かせた「ピリ辛牛骨スープ」。辛さは「弱」を選ぶ客が多いが、「それでも結構ピリピリする」といい、店内の調味料コーナーで辛さを足すこともできる。辛さのない牛骨スープも用意する。

 具材では、餅のような食感の「ブンモ」や練り物がよく出る。同スタッフは「日本人と中国人で選ぶ具材は全く違う。中国の人はモツなどガッツリした肉系や海鮮を取る。見ていて面白い」と話す。食べ方については、「日本人は恐らく鍋を食べるような感覚で食べている」とみる。

 客層は女性が中心。近隣住民の利用も多く、1日に2回来店した客もいたという。同スタッフは「中国ではストリートフードのようなもので、当たり前の存在。一人でも気軽に楽しめる中華だと思う」と話し、「地元の人にも愛される店になりたい。中国の人にも中国の味をおいしく感じてもらえれば」と意気込む。

 営業時間は11時〜22時。