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浅草ROXに「頭文字D」ポップアップ 藤原拓海の等身大パネルも

頭文字Dポップアップストアで商品を紹介するスタッフ

頭文字Dポップアップストアで商品を紹介するスタッフ

 浅草ROX(台東区浅草1)本館1階で9月18日、しげの秀一さんの漫画「頭文字D」のポップアップストア「頭文字D&CAMSHOP POPUP」が始まった。

藤原拓海等身大パネル

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 企画・運営は、自動車メーカーなどの公式ライセンスを取得した「ノリモノ雑貨」のブランド「CAMSHOP.JP」を展開するフェイス(石川県白山市)。講談社のライセンスを取得した同作のグッズを販売するほか、主人公・藤原拓海の等身大パネルなどを置き、フォトスポットとしても楽しめるようにした。

 店頭には、作中で藤原拓海が乗るAE86(ハチロク)をかたどったウエットティッシュケースやコンピューターマウス、作品デザインのTシャツなどを並べる。営業部部長の下川雄大さんは「印刷物のグッズは正直、どこの会社でもできる。当社の特徴は、立体物の雑貨と印刷物を組み合わせて展開しているところ」と話す。その代表例という3Dキーチェーンは、漫画のイラストに描かれた車の姿を立体で再現し、タイヤも回る。付属の台紙に置くと、ドリフト走行する場面を再現したジオラマのように飾ることもできる。作中に登場する車をモチーフにした立体キーチェーンの一部は5000個限定でシリアルナンバーを入れた。自身も同作のファンで、若い頃から車好きという下川さんは「自分だったらキュンキュンするというところを意識している」と明かす。

 同作のポップアップは今回が4回目で、8月にイオンモール高崎(群馬県高崎市)で開いた際には10日間でグッズ約8000点を販売した。下川さんは「群馬は聖地なので、お客さまの熱量が違った。本当に老若男女を問わず来てくれた」と振り返る。続編の「MFゴースト」をきっかけに作品を知った10代や、親子連れの来場も目立ったという。

 浅草での開催は、インバウンド客の多さに着目した。ドン・キホーテの一部店舗でも商品を扱っており売れ行きが好調なことから、「浅草でもいけるのではないかと考えた」と下川さん。大型商業施設での開催は10日間ほどのことが多く、今回のように1カ月の会期は長い部類になる。

 来場を期待するのは、作品のファンに加えて「マンガの名前を聞いたことがあるくらいの人」。下川さんは「ここから漫画やアニメに入って、興味を持ってもらえたらうれしい。ポップアップで売れればいいというのは正直、今はない。この漫画を通して、今の若い人に何か伝わることがあれば」と話す。

 今後は、卸販売だけでは売り場の確保に限界があることから、自社のポップアップで商品を見せる機会を増やしていく。「全国にファンはいると思うので、東北なら仙台、中国地方なら広島というように、地域ごとに丁寧に回っていきたい」と意気込む。

 10月19日まで。