台東区がビジネス支援ネットワークを構築 「気軽に手ぶらで相談に来て」

ビジネスアドバイザーの宝達弘一さんと産業振興事業団の生島健太郎さん

ビジネスアドバイザーの宝達弘一さんと産業振興事業団の生島健太郎さん

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 台東区は、産業振興課の一部と「勤労者サービスセンター」を「旧小島小学校」(台東区小島2、TEL 03-5829-4125)に移転し、「台東区中小企業振興センター」としてオープンした。

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 「産業振興事業団」(台東区橋場1)の運営する同センターでは、中小企業振興公社、日本政策金融公庫、東京都中小企業診断士協会城北支部、東京商工会議所台東支部、中小企業基盤整備機構、日本弁理士会関東支部、弁護士、法政大学ほか協力関係期間が参画し、「ビジネス支援ネットワーク」を構築する。区内の中小企業に対して、創業支援、融資、技術開発、法律相談などをワンストップで対応し、きめ細やかな支援体制を整える。

 移転先の旧小島小学校校舎は、2004年から区のインキュベーション施設「台東デザイナーズビレッジ」が産業振興拠点として稼働しているが、空きスペースを有効活用するため同センターを開設した。今後は相互連携を図り卒業生の支援も行うという。同事業団の生島健太郎さんは「モノマチのお膝元でこのような支援ができるのがうれしい。デザイナーズビレッジとコラボイベントをしたい」と意気込む。

 ビジネスアドバイザーの宝達弘一さんは「どうしても堅いイメージがあるが、ラフな気持ちで気軽に手ぶらで相談に来てもらえれば。まず雑談から、『売り上げを伸ばしたい』などの相談に応じたい」と利用を呼び掛ける。

 窓口受付時間は8時30分~17時15分。土曜・日曜・祝日・年末年始定休。

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