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浅草・東洋館で「スペシャル寄席」 山田邦子さんが初出演・初トリ

「スペシャル寄席2026」への来館を呼びかける東洋館の福嶋里美さん

「スペシャル寄席2026」への来館を呼びかける東洋館の福嶋里美さん

 浅草の演芸場「東洋館」(台東区浅草1)で8月31日、特別公演「東洋館スペシャル寄席2026」が開かれる。タレントの山田邦子さんが同館の昼の寄席に初出演し、トリを務める。

東洋館内の席配置

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 「浅草フランス座演芸場東洋館」が正式名称の同館は2000(平成12)年、漫才・漫談・コント・マジックなど落語以外の演芸「いろもの」を専門とする都内唯一の寄席として生まれ変わった劇場。普段は漫才協会(1日~19日)、東京演芸協会とボーイズ・バラエティー協会(21日~29日、隔月交互)の3団体が定席公演を担っている。寄席の興行は10日単位で組まれるため、31日まである月は1日が「余る」。この日に各寄席が特別公演を行う慣習は「余一会(よいちかい)」と呼ばれ、東洋館では同館主催の「スペシャル寄席」として開催している。

 出演は50音順に、上の助空五郎さん、オキシジェン、おぼん・こぼん、高校ズ、今夜も星が綺麗(きれい)、千崎さん、太平洋さん、ドドん、中津川弦さん、ハンジロウ、ふじきイェイ!イェイ!さん、藤本芝裕さん、ポンちゃん一座、山田邦子さん、ユリオカ超特Qさんの15組。

 山田さんはこれまで、夜の貸し館公演へのゲスト出演や同館でのバースデーイベント開催など東洋館と縁があったが、昼の舞台に上がるのは今回が初めて。東洋興業東洋館事業部の福嶋里美さんは「ずっとお呼びしたいと思い声がけしていたが、やっとタイミングが合った」と念願の初出演・初トリを喜ぶ。

 このほか、同館の看板コンビ「おぼん・こぼん」、「ダブルインパクト~漫才&コント 二刀流No.1決定戦~」2026年ファイナリストの「今夜も星が綺麗」、結成16年以上の漫才師による賞レース「ザ・セカンド」で人気のハンジロウ、ドドん、高校ズ、「花形演芸会」大賞受賞の上の助空五郎さんらが顔をそろえる。福嶋さんは「邦子さんとおぼん・こぼん師匠を一緒の会で見られる機会はなかなかない」と特別感を話す。

 各組の持ち時間は15分と、一般的なお笑いライブより長いのも寄席ならではの特徴。福嶋さんは「ライブでは3分、5分しか見られない芸人をたっぷり見られる。客席はどこに座っても舞台が近く、間近で皆さんの面白さを浴びることができる」と話す。舞台が高座であるため、漫才師も靴を脱いで靴下で登場するという。「出演者がスーツに合う靴下を選んでくるのも楽しみの一つ」と笑う。

 恒例のプレゼント企画も用意。当日13時30分までに来館した客には、同館名物の菓子「東羊羹(とうようかん)」を1人1個進呈。おみくじ付きで、大吉が出ると同館の観覧券が当たる。10年以上前に福嶋さんが発案した企画で、場内では1個150円で販売している。併せて、当日の観客全員に、31日のスペシャル寄席公演時に使える500円割引券を配布する(他の割引サービスとの併用は不可)。

 公演は約4時間の長丁場だが、途中入場も可能(再入場は不可)。開演後は時間帯に応じて入場料金が段階的に下がる割引も設けている。福嶋さんは「全部通しで見るのが一番お得だが、好きな出演者のブロックだけ見てもらっても全く構わない。出演者は本当にお願いしたい方だけを厳選しているので、絶対に面白いということだけは言える」と自信を見せる。

 11時45分開場、12時30分開演(16時40分終演予定)。入場料は、大人=3,500円、学生=3,000円、小人=2,000円。チケットは当日券のみ。

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