浅草橋で「浅草橋紅白マロニエまつり」開催へ 江戸を楽しむ催しも

にぎわいパレードでお披露目される阿波踊り

にぎわいパレードでお披露目される阿波踊り

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 JR総武線浅草橋駅前にあるヒューリック浅草橋ビル(台東区浅草橋1)周辺で5月9日・10日、「浅草橋紅白マロニエまつり」が開催される。主催は、マロニエまつり実行委員会と浅草橋地区町会連合会。

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 マロニエの花が咲くこの時期の恒例イベントとなった同祭りは、今年で8回目を迎える。「歴史と伝統のある浅草橋地区を盛り上げたい」との思いから、浅草橋、蔵前、鳥越、柳橋などの地元住民によって開催される。祭りの名称は、会場周辺に植えられた紅白の花を咲かせる「マロニエの並木」が由来。マロニエ(西洋栃の木)は、花が上へ上へと伸びていくことから縁起の良い花とされている。

 当日は、写真家の秋山武雄さんによる「古き良き浅草橋」の懐かしい写真展やトークショー、各団体による阿波(あわ)踊りや佐渡おけさ、和太鼓演奏やフラダンスなどの演舞が見られる「にぎわいパレード」、児童や学生によるライブやダンスパフォーマンスなどの催しが開かれる。「にぎわい広場」では、地元のPTAや教員、町会による飲食屋台や、「ものづくりのまち浅草橋」の地域特性を生かした地場産業の皮製品などを出品する「にぎわい市」も企画。ほかにも、お台場やスカイツリーを見ながら江戸前の天ぷらを楽しむ「大川舟下り屋形船遊び」、江戸の寄席を楽しむ「大川寄席」を予定している。

 セレモニーでは、昔から地元にあった「浅草橋音頭」を新しいリズムでアレンジした「新・浅草橋音頭」を初披露。実行委員会会長の島津一満さんは「若い人にも受け入れられるようにリニューアルした新しい音頭を楽しみにしてほしい」と話す。「『しゃべり亭』では戦時中の浅草橋を語り継ぐ試みもある。次世代の若い人たちに伝われば」と祭りへの思いを込める。

 開催時間は10時~17時。「大川舟下り屋形船遊び」「大川寄席」は前売り=1,000円、当日券=1,500円。チケットの販売は4月10日から。

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